タブレット端末を使う授業を進めていると、指導者が意図しない有効な活用を児童が行うことがよくあります。発表した授業も、学習を進めていく中で、自ら録音した音声を何度も聞き返し再度録音するなど、技能の向上や自己評価に役立てました。児童が自ら学びの内容や方法を改善していく力を身につけられるような授業デザインを考えています。
また収集した情報を整理する中で、さらに細かく調べたい情報を見つけ、情報の収集活動（紹介したい本の読み取り）に戻る場面がありました。情報活用において、「収集」から「分類・整理・構造化」の一方通行の学習活動ではなく、「収集」と「分類・整理・構造化」を行きつ戻りつしながら学習を進めることを大切にしています。