未来の社会を創造しよう

亀岡市立東別院小学校 広瀬 一弥 先生

学年/教科 小学6年/総合的な学習の時間
活用アプリケーション E-VOLVOX

実践の内容

総合的な学習の時間の15時間を使った単元。第一次では、自分たちで収集したAIに関するニュースを〈E-VOLVOX〉で整理しながら、AIができることについて掴む。さらに得た知識や気付きをもとに AIとこれからどのように付き合っていくのか想像し、暮らしに役立つAI製品を考え、相手を意識した商品開発とプレゼンを行う。今回は〈E-VOLVOX〉で整理・分析した学習を中心に実践紹介がされた。分を中心に実践紹介がされた。

授業の流れ

①AIができることを話し合い、課題を設定する

身近なAIについて考えたり、教材ビデオを使いAIについて知る。AIが2045年に人間の知能を越えるという計算結果に驚く子どもたちに対して、AIと共に生活していくことが大切ということを伝える。子どもたちは、AIについてもっと知りたいという想いを持ち、AIについて情報収集を行うことに。

②AIに関するニュースを集める

ニュースサイトの人工知能のカテゴリから自分の興味があるニュースを探し、スクリーンキャプチャをとって〈E-VOLVOX〉のプレートに挿入し情報を蓄積していく。

③ニュースについて伝え合う

朝の会の時間を使って〈E-VOLVOX〉の画面を電子黒板に提示し発表する。また、ペアを組んでニュースについて伝え合う活動も繰り返し行い、その際使ったプレートをお互いの端末に送り合うようにする。最終的には自分の端末に全員のプレートが集まる。

④AIに関するニュースを整理し、分析する

「音声」「画像」「文字」など、AIがどのようなデータを分析しているのかという基準を示した〈E-VOLVOX〉のリングを児童に配信し、これまでに収集したニュースを分類していく。

詳しい機能は製品紹介ページをご覧ください
E-VOLVOX

⑤整理したことを振り返り、次の学習につなげる

分類した結果、困っている人を助けるAIが多いことに気付き、自分たちもそのようなアイデアを考えたいという想いにつながった。

授業デザインのポイント

●シームレスにつないで使える

〈E-VOLVOX〉は、「収集」「整理」「表現」と様々な場面で活用することができる。今回は主に「整理」の場面で使ったが、記録やプレゼン、並び替えなどでも使うことができる。思考ツールとしても使え、「構造化する」「比較する」「多面的にみる」といったところで効果が発揮できると思う。また、プレートを送り合うことで情報を共有したり、情報を蓄積することでポートフォリオ的な使い方もできる。様々な学習場面をシームレスにつないで使えることが、探究のサイクルを繰り返し、汎用的な力と深い知識を身に付けるのに役立つのではないだろうか。

●情報を自分で整理することで知識をより確かにする

今回、先生から渡したリング状のプレートに自分たちのつくったプレートをドラッグ&ドロップで分類していくという活動が子どもたちにとって感覚的に分かりやすく、スムーズに学習を進めることができた。また、平面上で分類できるアプリケーションはたくさんあるが、階層構造が立体的に見られるのは〈E-VOLVOX〉ならではの機能だと思う。こうした機能が授業のねらいとして設定していた「情報を収集・整理・分析することで知識をより確かにする」ことにつながった。

登壇後記

今回の実践では、情報を収集する際、ウェブで見つけたニュースを記録するツールとして〈E-VOLVOX〉を利用し、このアプリの新たな活用方法を知れた。記録したものをそのまま整理するために使うことができ、データも有効活用できることがわかった。また、構造化をしてグルーピングをしたりする際には、プレートを試行錯誤しながら動かしていくことで思考が整理された。その中で新たな観点を自ら見つけたり、他者との対話が生まれてくるなど副次的な効果もあった。
今後も、筆箱とノートのように、タブレット端末と〈E-VOLVOX〉を持ち、情報活用を途切れささずに探求活動を進めていきたい。

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