実践の内容
外国語活動で、発音トレーニングを行いました。タブレット端末で動画共有サイトにアップされている英語の発音トレーニングのための動画教材を視聴しながら発音の練習をし、その様子を〈キューブきっず〉の「ニュース」を使ってまとめました。
授業の流れ
動画教材の長さは1分程度なので、朝の会などでも活用できる
YouTube mextchannel「発音トレーニング1 apple & up」(文部科学省制作)
動画や写真に文字を重ねたり、効果音や録音した音声を入れたりして、ニュースを作成できる
※画像はイメージです
①動画を活用して「発音トレーニング」をする
動画を参考にし、発音時の口の形を確認しながらトレーニングをする。
②正しく発音ができているかどうか検証する
翻訳アプリを使い、自分が発音した内容が、正しく翻訳されるか確かめる。
③発音トレーニングの様子を友達やおうちの人に伝える
〈キューブきっず〉の「ニュース」を使い、授業の様子をまとめ、上映会をする。
授業デザインのポイント
●コミュニケーションを図る「素地」を小学校中学年で育成
新学習指導要領の目標を確認すると
小学校中学年 | : | 「コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」 |
小学校高学年 | : | 「コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」 |
中学校 | : | 「コミュニケーションを図る資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」 |
と書かれており、段階的に育成していくという流れが読み取れます。
そこで、この授業ではコミュニケーションを図る「素地」を育成することを意識しました。
●発音の違いに気付かせる
動画教材を参考に、実際に発音を体験させたり検証させたりすることで、日本語と英語の発音の違いを意識させました。
発表の様子
受講者の先生方は、学習指導要領の要点のまとめや授業風景の動画を興味深げにご覧になっていらっしゃいました。発表の中では実際に翻訳アプリを体験する場面もありました。