実践発表

国語 小学6年 「聞き手が読みたくなるおすすめの本の紹介」

有谷 剛仁 先生(浜松市立中瀬小学校 教諭)

実践の概要

聞き手のニーズに合った本を紹介するという課題を設定しました。クラスの読書傾向を調査した結果を元に、2人で1台タブレットPCを使ってプレゼンを作成させました。プレゼンの作成には表現活動支援ツール〈E-REPORT COMP〉を使用しました。

実践の内容

①図書室の貸し出し記録や本との関わり方を聞くアンケート(良く読むジャンルや本を選ぶ基準を聞くもの)を元に教師がグラフを作成し、配布した。それを読み取り、クラスの読書傾向を分析・把握する。

②全員で同じ教材文について、ワークシートを用いて紹介文を書き、語句と語句のつながりや本を紹介するための文章構成の基本を学ぶ。その後、同様に自分のおすすめの本について紹介文を書く。

③児童は、担任の示す例を参考に、タブレットPCの機能を活用した相手の関心を引き付ける工夫について学習し、ペアで聞き手の興味を引くプレゼンを作成。

④発表では、聞き手が自分の読書傾向と合いそうな発表を選んで聞く形をとった。発表者は、タブレットPC にプレゼンを表示し、聞き手に見せながら発表した。

実践のポイント

●2人で作成することで客観性が生まれる

2人で1台のタブレットPCを使ってプレゼンを作成させました。1人でのプレゼン作成では気づかないような点でも、もう1人の児童の客観的な視点から指摘されることで、修正することができました。結果としてより聞き手の立場に立ったプレゼンをつくることができました。

●ICTの機能を生かして子どもたちの課題を解決する

プレゼン作成に使用した〈E-REPORT COMP〉は、感覚的に操作することができるため、操作に関して児童の戸惑いが少なかったと思います。操作に気を取られることなく作業に集中できたことで、聞き手により伝わりやすい表現にするための試行錯誤に時間を使うことができていました。さらに、発表をタブレットPCで行ったことにより、発表者と聞き手の距離が縮まり、双方向の交流を生み出すことができたと思います。

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