実践発表
算数4年 「四角形の性質」 社会6年 「室町時代の文化」
菊地 寛先生 (静岡県浜松市立三ヶ日西小学校)
算数
実践の概要
グループで四角形を観察し、四角形の性質に基づいて様々な四角形を分類する授業をしました。
実践の内容
①四角形の性質を確認
グループでタブレット端末を使い、四角形の性質を確認し合う。=協働学習
②四角形を観察・分類する
グループで四角形を観察し、それぞれのもつ性質はどのようものか検討し、分類の仕方を考える。=分類・整理
ICTはここで使う!
分類はデジタル付せん紙を使って行いました。デジタル付せん紙は色を変えられるので、分類のツールとしては使いやすいです。
③全体で意見を共有する
グループごとに話し合った結果を発表する。=言語活動の充実
ICTはここで使う!
電子黒板にそれぞれのグループのタブレット端末の画面を提示することで、意見の共有がすばやくできます。
社会
実践の概要
室町時代の文化である「茶の湯」「墨絵」「能・狂言」「おとぎ草子」について調べ、共通することは何か話し合う。
実践の内容
①調べ学習をする
4人のグループの中で、4つのテーマの担当者をそれぞれ決める。テーマごとに各班の担当者が集まり、本や資料集、インターネット等を使って調べ学習をする。=協働学習
ICTはここで使う!
調べてわかったことはデジタル付せん紙に書いていきます。
②情報の共有
元のグループに戻り、それぞれが調べた情報を共有する。=言語活動の充実
③話し合い
情報を参考にしながら、4つのテーマに共通することは何か話し合う。=分類・整理
ICTはここで使う!
デジタル付せん紙に書かれたそれぞれの情報を見ながら、共通する要素を見つけ、分類・整理します。
ICT活用のポイント
タブレット端末だから書きこめたり、囲んで話し合えたり、試行錯誤の可視化が容易だったりします。また、紙媒体と違い、リアルタイムで情報を表示し共有することもできます。
授業デザインのポイント
全てをタブレット端末で行う?
授業の全てをタブレット端末で行うのではなく、ノートも使うし、本や資料集も活用しますし、ワークシートも活用します。ある程度の方向性を沿って話し合いやまとめができるように教師も全体を見て指導していくようにしました。